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						11月1日(火)、日本政府は、在ベトナム日本国大使館において、ライタイン村人民委員会との間で草の根・人間の安全保障無償資金協力「ライタイン村小学校拡充計画」の贈与契約の署名式を執り行った。
 (1) 供与金額
 106,201 米ドル
 (2) 要請元
 ライタイン村人民委員会
 
 2.案件内容
 (1)ライタイン村小学校はニンビン省キムソン郡ライタイン村に位置している。ライタイン村は人口約13,000人、世帯数2,900の農村であり、主な農産物は、米、とうもろこし、じゃがいもである。貧困世帯数の割合は18%に達している。
 
 (2)ライタイン村小学校は1964年に建設された4教室の校舎と1995年に建設された10教室の校舎で運営されているが、校舎内は老朽化しており、危険な状態にあることから、児童の安全や健康上の懸念が高まっていた。
 
 (3)このような事情に鑑み、今回、ライタイン村人民委員会は、生徒児童が安全な環境の下で授業を受けることが出来るように、新校舎(8教室)の建設を計画しており、日本政府としては、新校舎建設に必要な資材等の購入のための資金を供与するものである。
 
 3. 署名式では、鈴木秀生臨時代理大使とチャン・スアン・フォー(Mr.Tran Xuan Pho)ライタイン村人民委員長が贈与契約書に署名を行った。
 
 4.署名式において鈴木秀生臨時代理大使は、「我が国の支援するこのプロジェクトによって、ライタイン村の初等教育が大きく改善され、ベトナムの社会経済の発展につながることを期待します」と述べた。
 
 
 
     
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